どんな犬種にする?賢い犬種の選び方
犬を飼いたいと思った時にまず考えるのが「犬種」ですね。
ペットショップに行けば、人気の犬種の子犬たちがズラリといて色々迷うところです。
犬は昔から人間の近くにいて、その犬を人間が生活する上のお手伝いをさせる目的で改良してきました。
ですので、何の目的で作られた犬種なのかによって、しつけの難易度もかなり違ってきます。
吠えるのが仕事だった犬に「吠えるな!」というしつけは入りにくいですし、動き回るのが仕事だった犬に膝の上でおとなしくさせておくのも難しいです。
それをよく理解した上で、飼い主さんのライフスタイルにあった犬種を選ぶのがベストだと思います。
1・家族構成・・・ 家族の人数・子供さんや高齢者はいるか
家族に小さなお子さんがいる場合、たいていの犬は小さな子供さんが苦手ですので、思わぬ事故を防ぐためにも子供に寛容な犬種選びが必要です。
また、お世話する方が高齢者の場合、力の強い大型犬は避けた方がよいでしょう。
2・居住環境・・・ 1戸建なのかマンションなのか・部屋の広さや数
集合住宅で飼う場合は、しつけがしやすく体臭の少ない犬種がよいでしょう。
お庭のある一戸建てで飼う場合より、集合住宅で飼う犬種選びの方がどうしても狭くなってしまうのはしかたがありません。(わが家もマンションです)
特にしつけに自信が持てないのであれば、難しい犬種は避けましょう。
3・居宅時間・・・ いつも誰かいるのか留守が多いのか
日中留守がちなお宅では、きちんとお留守番ができるような犬種でないとストレスが溜まりやすくなります。
4・スタイル・・・ アウトドア派インドア派・旅行・来客の頻度
いくら愛犬と一緒に遊びたいと思っても、パートナーにもアウトドアで一緒に遊ぶのは不向きな犬種もいます。アウトドアで遊びたいのであれば、活発で運動量を必要とするタイプがおすすめです。
例えば小型犬でもジャックラッセルテリアは、大型犬並みの運動量が必要ですので、アウトドアで遊ぶのには適している犬種です。
また、旅行に連れて行くには心身ともにタフな犬種が安心です。
来客や人の出入りの多いお宅では、興奮しやすい犬種は避けた方がいいでしょう。
5・経済面・・・ 犬にちゃんとお金をかけられるのか
毎日の食事代はもちろん、ワクチンやトリミング、病気をした時の医療費はかなりの覚悟が必要です。
薬代などすべての費用は体重に比例しますので、大型犬には相当のお金がかかります。
小さなわが家のパートナーでも病気をしたときの医療費に家計が圧迫されたことがあり、治療費の高さから、今でも人間が風邪をひいてもペットにはひかせないように気をつけています^^;
一般的に犬は、男の子より女の子の方が従順でしつけやすいと言われています。
ですので、初心者で大型犬を飼う場合は女の子をおすすめします。
でも犬にも色々な性格があるので、おとなしい男の子もヤンチャな女の子もいます。
おおまかな性格の見分け方として、仔犬を呼んだ時に真っ先に走りよって来る子は活発でリーダー気質であることが多く、我が強くて初心者には不向きです。
呼んでもしばらくポーっとして、「呼んだ〜?」って感じにの〜んびり来るぐらいの子がいいようです。
以上のようなことを前提に、誰がどのようなお世話をするかなどの役割分担をご家族でよく話し合って選ぶ必要があります。
パートナーとの付き合いは10〜15年にもなりますから、家族の1員としてみんなが楽しく暮らせるよう、よく考えて選んで下さいね。
ちなみにわが家がトイプードルにした理由は、集合住宅ということもあったのですが、何よりも「毛が抜けにくい!」が1番の理由でした。
すでに猫を飼っていたので、狭い部屋に「これ以上抜け毛を増やしたくない!」と、トイプードル、ヨークシャーテリア、マルチーズを候補にしていて出会ったのが今のベルです。
毛が抜けにくく体臭も少ないのは最大のメリットですが、どこまでも毛が伸びるのでトリミングは必ずしなければなりません。
また、プードルはトリミング料金が普通より高いので、節約するため自分でトリミングにチャレンジしてみましたが、カッパのような頭の超〜ブサイク犬にしてしまったことがあります^^;
やっぱりプロのトリマーさんはすごいなと思います。 トリマーの資格と仕事
犬を飼った事を後悔しないようにするためには、家族の間で飼う前に色々と話し合ったり勉強をする必要があります。
でも、1番大切なのは、あなたがどれだけ正しい知識を持って犬を愛せるか、犬のために自分の時間やお金を惜しまずに使えるかということです。
それがあればきっと犬は素晴らしいパートナーになってくれます。
それに何より、1度家族になれば誰だって「うちの子が1番!」なのですから♪